AMD Athlon64 X2 4400+ Toledo Faith 71,776円 2005/6/25
AMD最新CPU Athlon64 X2 4400+です。

各PCショップの初入荷が6/24ですから、即日発送に翌日入手となりました(~o~)
デュアルコア元年の今年ですが「真」のデュアルコアであるAthlon64 X2を早速入手できました。(インテルのそれとは大違い)Ascll24

簡単に考えると、Socket939、2.2GHz L2キャッシュ1MB であるAthlon64 3700+を二つ入れてしまった事になりますね。

パッケージは普通のAthlon64とまったく同じで、カラーリングがオレンジからグリーンになりましたね。

動画のエンコードをしながらゲームをすると言った、マルチタスク環境で真価を発揮します。
今回はリテールのクーラーも気合が入ってます!コア密着部は銅製で、そこからヒートパイプが伸びてます。
ん〜 これ中々冷えそうですね。。。 使う予定は無いですけど(^_^;)
 
Athlon 64 X2 4400+ 実験環境 ※メモリ、VGA設定=共にデェフォルト
マザーボード ASUS A8N-SLI Premium
CPU AMD Athlon 64 X2 4400+
CPUクーラー Scythe XP-90C
メモリ A-DATA Vitesta DDR600 512MB×2
HDD HITACHI HDS722580VLSA80×2
RAID nVIDIA NV RAID
FDD MITUMI D359M3
DVD-RW PLEXTOR PX-716A
サウンド Realtek ALC850
ビデオ AOpen Aeolus PCX6800ULTRA-DVD256
ケース COOLERMASTER 「CM Stacker」 STC-T01-UW
電源 ANTEC TPU-550
 
Crystal CPUID
SSE3対応で0.09umプロセス!2200MHz、L2キャッシュ1MB!Athlon64 3700+と同じですね。
違いはデュアルコアである事です。
 
CrystalMark09
ALU FPU共にAthlon64 3500+の2倍の値です(^^)
 
Super π
パイの結果はAthlon64 3500+と同じです。
動作クロック自体は2200MHzと、同じですからこんなものですね
パイはデュアルCPUに対応してませんからスコアはそのままです。
 
3DMARK05
こちらのベンチも変わらないはずですが、グラッフィックがAGP環境からPCI-EXPRESSに変更に伴い、ビデオカードがRADEON 9800 XTからGeforce 6800 ULTRAに変わった為、倍近く数値が上がりました。

総評
シングルタスクで動くアプリケーションではデュアルコアの意味は薄れます。しかし、Super πと3DMARK05を同時に走らせてもスコアの落ち込みが少ないのは特筆すべきです。ちなみにSuper π3355万桁を実行中に、色々なソフトを使ってみましたが極普通にパソコンが使えました。今までのAMD CPUでは考えられない事でした。
AMDが言う様に、もう一つのハイエンドCPU、Athlon64 FX57はシングルコアながら動作クロックが2800MHzと高くなっていて、ゲームを中心に多くのアプリケーションでデュアルコアより高速に動作するでしょう。Athlon64 X2の特徴は、デュアルコア対応のアプリケーションで真価を発揮し、又、幅広い使用用途でパフォーマンスを落とさないと言う事になりそうですね。

2005/7/4 デュアルコア使用で感じた事
一台のPCで一度に多くの処理が出来るデュアルコアですが、シングルコアでは不満が無かったHDDのアクセススピード、メモリの量など、多少不満に感じる部分が見えてきました。
HDDは最低RAID-0の構築や、システム・テンポラリー・データなどを別のHDDに分けて構築した方が良いでしょう。
メモリも最低1GBは必要ですね。
同じ処理を同時に実行する訳ですから、CPUがそれを出来ても、メモリやHDDがシングルタスク時の条件下ではデュアルの効果が多少薄れます。使用条件にもよりますがね・・・
まぁ、私の使用状況下では殆ど問題ないですが(^_^;)


2005/7/5
Athlon64 X2 4400+ Toledo のオーバークロック その1 

以前メイン機で使用していたAthlon64 3500+ですが、パフォーマンスアップに動作クロックをオーバークロックしてました。
オリジナルクロックの2200MHzから2500MHzにすると、一段とキビキビ感が増しました。
今回も狙いは、FSB250MHz×10倍の2500MHzでAthlon64 3500+の時と同じ動作クロックにしたいですね。。。

実験1
早速BIOSにてFSBを200MHzから250MHzに、CPU倍率を11倍から10倍にHTT倍率を5倍から4倍に変更し再起動!
無事にWindows起動!と言いたい所ですが・・・Windows起動時に再起動してしまいました(ToT)アリャリャ
オーバークロック耐性高くないのね・・・・(ーー;) まさか俺のだけ(・・?

考察
Athlon64 X2 4400+ Toledo ですが、コア電圧がAthlon64 3500+の1.4Vから1.3Vと低く設定されてます。
それには発熱の問題と消費電力が密接に関係してくるからでしょう。
では、多少の消費電力は目をつむり、発熱対策は高性能CPUクーラーに任せる事にし、コア電圧アップにより2500MHzを狙ってみたいと思います!

実験2
結果、各種ベンチが通る1ランク上の電圧、BIOS設定で1.475Vが適切と判断し、取りあえずこれで使いながら様子を見ることにします。

CPU-Z

BIOS設定では1.475Vですが、CPU-ZのVoltageは1.456と表示されてます。
 
Crystal CPUID
オリジナルから13.64%アップの2500MHzになってますね!
目標達成です(^。^)

2200MHzで 4400+ 2400MHzで 4800+ 2500MHzだと・・・5000+ ですね(*^_^*)
メモリクロックも200MHzから250MHzにアップしてますので5000++ と言ったところでしょうか(笑)
 
CrystalMark09
Windowsインストールから時間が経過し、HDDのみ若干下がりましたが、他は全てパフォーマンスアップです(^・^)
初めて120000超えました♪
 
Super π
Athlon64 3500+オーバークロック時とまったく同じスコアになりました。
当然ですがデュアルの効果はありません(^_^;)
 
3DMARK05
思っていた通りの結果です。僅かしか上がりません!CPUよりビデオカードに依存しますね。
 

オーバークロック総評
最終的に今回は、デェフォルトのコア電圧が低かったせいか、コア電圧アップにてオーバークロックとなりましたが、なんとか当初の目的を達しました。後は通常使用にてテストと致します。

2005/7/7
Windwsもサクサク、エンコードも早い、マルチタスクも遅くならず、ゲームもグリグリ・・・はたまた発熱もそこそこ。。。
不満な点が見つかりません〜!!!
現在のPentium4系が、用途によってCPUを選択しなければならず、又膨大な消費電力と発熱の為自作ユーザーを泣かせているのに対して、Athlon64 X2は何をしても速いし作りやすいです!CPU選択に迷いませんね(^^)最高のCPUです♪

しかし、ここまでIntelに差を付けたCPUも今まで無かったと思います。

2006/10/31
オーバークロック上記設定後、超安定してます。一度も落ちた事ありません。


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